1 :ブギー ★:2020/11/17(火) 15:56:52.95 ID:4ipzN1g+9.net
秋が旬といえば“きのこ”。福島県に実家がある私は子どものころから山の幸が食卓に並ぶのが普通でした。でも原発事故以降、生活は一変。山菜や野生のきのこには出荷制限がかかり、山で見かけても「これは食べても大丈夫なのか」というモヤモヤした気持ちを抱えるようになってしまいました。原発事故から10年目のことし、山のきのこはどうなっているのか。取材を進めると見過ごされてきた課題が見えてきました。(福島放送局記者 矢部真希子)
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採れるのに食べられない
「原発事故があってもまさか自分たちの組合まで影響があるとは当初は考えてなかったんです」
東京電力福島第一原子力発電所の事故が起きた2011年3月当時、福島県棚倉町でまつたけ組合の組合長をつとめていた陣野勉さん(71)はこう話し出しました。
陣野 勉さん
町は福島第一原発から80キロ以上も離れています。ところが、その年の夏。町内の野生きのこから高い値の放射性物質が検出されました。棚倉町では今も、出荷だけでなく、自分で採って食べることも制限されています。中でもまつたけは、水はけのよい砂を含んだ土地で育つため、味も香りもよいと評判で、毎年秋に「まつたけ狩り」が行われ、多くの客を集める重要な収入源でした。
上図は、毎年行っているまつたけの検査結果の推移です。放射性物質のセシウムについて、国の食品の基準は1キログラム当たり100ベクレル。しかし、棚倉町のまつたけはなかなか下がらず、いまも基準の3倍を超えています。
まつたけを食べられなくなってから、山は無断で入る人に荒らされるようになりました。一度荒らされてしまうと、まつたけは採れなくなってしまうといいます。陣野さんは、まつたけ狩りを再開できる日を信じて、山の見回りを続けています。3時間もすると、かごいっぱいのまつたけが集まりましたが、処分するほかありません。
陣野さん
「9年もたったので、こんなものかという気持ちになっていますが、もったいない、正直もったいないです」
なぜ今も高い放射性物質が?
2020年10月現在、国内では原発事故の影響で11の県の113自治体で、野生きのこの出荷が制限されています。福島県内では59ある自治体のほとんど、55市町村で出荷制限が続いています。
原発事故からもうすぐ丸10年。コメや野菜からはほとんど放射性物質が検出されなくなっていますが、まつたけをはじめとする野生きのこの放射性物質はなぜ下がらないのか。長年、野生のきのこを研究している広井勝さんに聞きました。広井さんは、きのこの種類によって放射性物質の濃度には違いが出ているとしたうえで、こう話します。
元郡山女子大学教授 広井 勝さん
広井さん
「木から生えるきのこの場合は放射性セシウムの濃度の低下傾向が見られますが、落ち葉を分解した腐葉層とか、土壌に菌糸を張るきのこは、まだまだ高いものが多いんです。特に雪国では、寒くて落ち葉の分解速度が遅いので、3年や5年ぐらいたってから濃度が上がっているきのこがあるので注意が必要です」
全文はソース元にて
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201117/amp/k10012714981000.html?utm_int=news_contents_tokushu_001
10 :ニューノーマルの名無しさん:2020/11/17(火) 16:00:38.60 ID:2nSKCBRA0.net
8 :ニューノーマルの名無しさん:2020/11/17(火) 15:59:43.72 ID:Ram7HYX70.net
119 :ニューノーマルの名無しさん:2020/11/18(水) 05:54:29.87 ID:IvHNmnaR0.net
20 :ニューノーマルの名無しさん:2020/11/17(火) 16:05:03.63 ID:WObfm3uV0.net
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